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2012-10-10

「デビルズ・トラップ 密室ホテル女子学生の恐怖」~~

デビルズ・トラップ 密室ホテル女子学生の恐怖 [DVD]デビルズ・トラップ 密室ホテル女子学生の恐怖 [DVD]
(2012/04/27)
リンダ・ギラン、ジョン・ニールソン 他

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<感想>

はい!って事で、今回は1972年の“愉快な食人ファミリー系”「デビルズ・トラップ 密室ホテル女子学生の恐怖(TERROR AT THE RED WOLF INN)」です。

うまい話にゃ罠がある~♪

とは良く言ったもので、この映画でもそんな上手い話に釣られた若い女の子が
老夫婦の孫と共謀して、彼らを虐殺し、彼らの運営するホテルを奪い取るという…。

あ…これじゃ良いことばかりですね。

ちっとも教訓になってませんが、皆様は応募もしていないのに当選のお知らせが来たら
間違っても行っちゃダメですよ。それ100%詐欺ですから。

さて、本作は食人をテーマに扱っていますが、そういったシーンは皆無で、すべて調理した状態のものが
食卓に並んでいるので、そういう意味での期待は禁物。(というか、当館で上映する映画は全て期待は禁物)

やけにノリが軽いというか、彼らにとっての食人とは空気を吸うように自然な事であるため
陰湿な様子などは微塵も無く、非常に明るいタッチで描かれた食人映画と言えます。

食人映画にスポットが当たるのは、まだ少し先の話。
イタリアでレンツィとデオダートが凌ぎを削る時まで待たなければなりません。

そんな訳で、本作はゴリゴリの食人映画って感じじゃないのよねぇ~。


それでは上映終了までごゆるりと…。


万年金欠の苦学生レジーナは、突然舞い込んできた「無料旅行招待券」の当選に大喜び。
行き先も知らされていないにも関わらず、まったく疑う事無く、用意されたタクシー→チャーター機と
乗り継ぎ辿り着いたのは海辺に佇むホテルと言う名の豪邸「レッド・ウルフ」です。

デビルズ・トラップ1
↑そんなテンション上げんでも…。


ホテルを切り盛りしているのは老婦人のエブリン、夫のヘンリー、そして孫のベイビージョン。
ホテルには、それぞれ境遇の違う二人の女性客エドウィナとパメラが泊まっており、レジーナは
三人目の宿泊客のようです。

しかし、流石に親元を離れた寮生活とはいえ、旅行に来た事くらいは両親に伝えなければと考えたレジーナは
ロビーに用意されたホテルの電話を使おうとしますが、何故か不通。
電話は故障中だと言うエブリンに急かされて、ホテルで初めてとなる夕食の場へと向かいます。

奇しくも今夜はパメラの送別会。
明日には自分の生活に戻る為、ホテルを去る事になっている様子。

料理大好きなエブリンは一人甲斐甲斐しく手料理を振舞います。
大変だろうと手伝いを申し出たレジーナに対しても、気にしなくて良いと、とびきりの笑顔でお断りをするエブリンですが
レジーナがウォークイン冷蔵庫に手を掛けようとした瞬間、大慌てで肉料理の皿を運ぶように伝えます。

デビルズ・トラップ2



食卓はパーティー気分で大盛り上がり。
上機嫌のパメラたちは、こぞってメインの肉料理に齧り付く。

デビルズ・トラップ3

デビルズ・トラップ4

デビルズ・トラップ5
↑とにかく美味しいらしい…。


パーティーも終了し、それぞれの部屋へと戻った彼女たち。
しかし、夜中に頭痛を感じたレジーナは、薬を飲む為にキッチンへとやって来ると
そこで冷蔵庫から包丁を持って現れたベイビージョンと遭遇し、叫び声をあげてしまいます。

デビルズ・トラップ6
↑実は良くある光景ですよね、これ。


驚いて飛び出してきたエブリンに事情を説明され、おとなしく2階へと戻るレジーナ。
エドウィナは心配した表情で彼女の部屋を訪ね、彼女がベイビージョンに惚れている事を認めさせると
満足顔で部屋に帰ってしまいます。(←何しに来たんでしょうか?)

翌朝、既に出発してしまったパメラを除いて、それぞれのんびりと過ごしています。
レジーナはベイビージョンと共に海岸での釣りを楽しんでいます。
エブリンからの差し入れであるヒレ肉入りサンドウィッチを食べながら、愛を深め合う二人。

デビルズ・トラップ7
↑鮫が大嫌いらしい (端々にキ○ガイの気が…)


さて、今宵はエドウィナの送別会。

デビルズ・トラップ8
↑暇を持て余した老人の余興。


昨夜と同じく、ノリノリのパーティー気分で、たらふく食べ、たらふく飲み、楽しい時間は過ぎていく。
彼女たちが寝静まった頃、エドウィナの部屋へと忍び込むヘンリーたち…。

クロロホルムで、彼女を気絶させると例のウォークイン冷蔵庫へと運び込み、解体作業を始めます。

お気付きの通り、彼らは若い女性客を招いては、滞在最終日の夜に殺してしまうと
その肉を食料としている食人ファミリーです。

デビルズ・トラップ9
↑この奥ではエドウィナが酷い目に遭っている。


翌朝、目が覚めたレジーナは、エドウィナが何の挨拶も無しに出て行ってしまった事を不審に思い
何かおかしい!とベイビージョンに訴えますが、ベイビージョンは愛するレジーナと
家族であるエブリン達との板ばさみに苦しんでおり、なかなか真実を打ち明ける事が出来ません。

デビルズ・トラップ10
↑まぁ、すぐ後ろにエブリンいるんですけどね。


エブリンとヘンリーが買い出しの為に家を空けた隙を見計らってウォークイン冷蔵庫を調べたレジーナは
そこでパメラ、エドウィナの生首を発見して大慌て。ホテルを飛び出してしまいます。

デビルズ・トラップ11
↑ここは食べるのか?食べないのか?


全てを知られた事に気付いたベイビージョンは、ボートで逃げ出した彼女を追いかけます。
近隣の家を廻っても、人気が無く困り果てているレジーナの前に、都合良く一台の車が…。

最後のチャンスと車の前に飛び出し、助けを求めますが、車を運転していたのはエブリン本人。
さらに後ろからは、追ってきたベイビージョンが道を塞いでしまいます。

デビルズ・トラップ12
↑素直に乗るのもどうかと思いますがねぇ…。


逃げられないと悟ったレジーナは、大人しく車に乗り込むと、再び「レッド・ウルフ」へ…。

三度、夕食の席に着くレジーナ。
しかし、彼女は既にディナーの材料を知っている為、とても喉を通りません。

デビルズ・トラップ13
↑決して“おもてなし”の心を忘れない「レッド・ウルフ」


吐き気を催し2階へと駆け上がったレジーナを見届けると、早速今夜の解体作業について
語り始めるエブリン。

ベイビージョンは、これが最後のチャンスだと二人にレジーナが欲しいと懇願しますが
そんな訳にはいかないとエブリンに一蹴されてしまいます。

デビルズ・トラップ14
↑ベイビージョン発狂。


自分の思いを聞き入れてもらえなかったベイビージョンは、食卓の皿を手当たり次第に叩き割ると
家族を捨て、共に逃げようとレジーナをホテルから連れ出します。

車のキーを持っているエブリンたちは、孫の行動にも余裕の表情。
愛犬を連れ立って、孫を誑かしたレジーナ狩りへと出向きます。

必死で逃げる二人は、何とか愛犬の襲撃を退けますが、遂にエブリンたちに追い詰められてしまいます。
死体となった愛犬や、精魂こめて育てた植物達を滅茶苦茶にされた事で、彼女への敵意を剥き出しにするヘンリー。

肉切り包丁を片手に、彼女の下へと歩み寄り、勢い良く振り下ろす。

デビルズ・トラップ15
↑「オ、オラの育てた大根ば、なにするだぁ~!!」


デビルズ・トラップ16
↑まさに悪魔のような顔したエブリン


いつもと変わらぬ「レッド・ウルフ」

デビルズ・トラップ17


しかし、仲良く食事を楽しんでいるのは、レジーナとベイビージョン。

デビルズ・トラップ18


彼女たちの後ろにある冷蔵庫には、もちろんエブリンとヘンリーの生首が…。

デビルズ・トラップ19

デビルズ・トラップ20
↑最後は可愛くウィンク☆ (凄く下手くそですが、狙いでしょうか?)


※当選チケットを送ったりチャーター機を用意したりと、人肉を手に入れる為なら
  湯水のように金を使うエブリン。もう少し安易な入手方法を調べるべきじゃなかろうか?

※私の目が狂ってなければ、最後にヘンリーが振り下ろした一撃は確実にレジーナの顔面を捉えていた。
  何故、最後に形勢逆転しているのかは謎です。(ラストシーンではレジーナの横顔しか写らないので
  怪我をしているのは間違いないのかも知れませんが…。まぁ、ベイビージョンが何かしたって事で…)


怖さ:★☆☆☆☆

カナシミ:★★★★☆

食材調達経費掛かり過ぎ度:★★★★★
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2012-08-26

「ジンジャーデッドマン」~逆恨みこの上なし!身を粉にしてまで地獄の底から直輸入!!~

ジンジャーデッドマン [DVD]ジンジャーデッドマン [DVD]
(2012/07/27)
ゲイリー・ビジー、ラリー・シーダー 他

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<感想>

はい!って事で、今回は2005年の“ふっくらモチモチ系”「ジンジャーデッドマン(THE GINGERDEAD MAN)」です。

非常に怪しげなジャケットですが、まずは「ジンジャーブレッドマン」って、なあに??
っていう貴方の為に、ご説明しましょう。

ジンジャーデッドマン1
↑つまり、コレです。

生まれて此の方、お菓子作りといえば、小学生時代に作ったチョコレートパフェのみという館長は
ジンジャーブレッドマンのなんたるか!を、この度初めて知りました。

とてつもなく簡単に言ってしまうと、人型に焼いたジンジャークッキーの事だそうです。
ココだけの話、ジンジャーが入っていなくても、そう呼んでしまうそうです(←どないやねん…)

ちなみにストーリーは、完全に「チャイルド・プレイ」的なお話です。
「チャイルド・プレイ」の出来を8段くらい落とすと、この映画に仕上がります。

純粋に「チャイルド・プレイ」のパクリ作品って感じで楽しんだら良いのではないでしょうか?


それでは、上映終了までごゆるりと…。


カフェでのんびりと、ティータイムを楽しんでいたところに飛び込んできた連続殺人鬼ミラードによって
パパと兄を殺されてしまった不幸体質のサラ。

ジンジャーデッドマン2
↑女には情けを掛ける連続殺人鬼


唯一生き延びた彼女の証言で、ミラードは処刑台へと送られますが、サラの人生は、もう滅茶苦茶。
パパが残してくれたパン屋さんも、経営悪化で風前の灯です。

ジンジャーデッドマン3
↑天国の兄さんの性癖を心配する妹


そんな優しい妹の下へ、フードを被ったアヤシイ人から「ジンジャーブレッドの粉」の差し入れが…。
不審に思いながらも、プロレスキ○ガイの従業員ブリックと共にパン生地作りを始めるサラですが
プロレス話に熱中したブリックが、いきなりの流血です。

ジンジャーデッドマン4
↑何故か粉缶の上で傷口を確認するバカ二人


当然、粉にはブリックの血が混ざってしまいますが、二人は大して気にしません。
(やはり、アメリカはスケールが大きいですね。)

そこへ、従業員ジュリアの叫び声が!
慌てて様子を見に行くと、ミラードの死刑執行のニュースに狂喜乱舞しています。

ジンジャーデッドマン5
↑もう皆さんお気付きですよね。


順調に仕込みの準備が進む中、事件以来、酒に溺れてしまったママのリーさん(アル中)が
店の向かいに出店した、全国チェーンの人気パン屋に、度を越した嫌がらせを…。

ジンジャーデッドマン6
↑威嚇のレベルを超えてます。


どうやらチェーン店の社長からは「自分の店の前に、きったない店があっては困る」と
5万ドルの金を積まれ、半ば脅迫的に立ち退きを迫られています。

ヤケクソ気味のサラは、店をたたむ決意をしますが「店をたたまれたら失業しちゃうじゃないか!
というブリックの猛反対にあい、再び店を盛り立てて行く決心をします。

その夜、ひとり店に残って「ジンジャーブレッドマン」を作るサラ。

ジンジャーデッドマン8
↑館長の想像を遥かに超えて大きかった…。 (どうやらホントにパンのようです)


そこへ、全国チェーン店の一人娘、ローナがネズミ片手に店に押しかけた事で、大乱闘が勃発。
厨房で暴れまわるうちに、ブレーカーが故障してしまい、オーブンに大量の電圧がっ!

ジンジャーデッドマン9
↑アメリカのオーブン怖い…怖い…。


流石に、我に返った二人の下へ、表でローナを待っていた彼氏のアモスがやって来ます。
ただならぬ雰囲気に、何があったのか問いただすアモスですが、例のオーブンはそれどころじゃありません。

すっかりケシズミになってしまった「ジンジャーブレッドマン」に落胆するサラの耳に
忘れる事の出来ない、ある男の声が聞こえてきます。

ジンジャーデッドマン10
↑ビックリするほど可愛くなかった…。


直ぐに逃げ去ってしまった「ジンジャーデッドマン」をブリックのイタズラだというアモスですが
ローナは、黒魔術によって創られたものだと、まさかの確信をついてきます。(誰も相手にしませんが…)

三人は、何故か店から出る訳でも無く、ローナのパパに「助けに来い」と連絡を入れると
そのままパン屋の中を右往左往。
その間に「ジンジャーデッドマン」は、様子を見に来たママのリーさんや、従業員のジュリアを
相手にその鬼畜っぷりを存分に発揮します。

ジンジャーデッドマン12
↑指輪は指ごといただくジンジャーさん。


ジンジャーデッドマン13
↑ヒマを持て余し、イタズラに走るジンジャーさん。


ジンジャーデッドマン14
↑あっさり殺られてるローナパパ。(もう店の外出てもうてるやん…)


ローナが悲しみに暮れている間、実は幼馴染のサラとアモスは、何だかとっても良い感じ…。
昔の思い出を語りながら、店を続ける事に不安を感じているサラを勇気付けるアモス。

ジンジャーデッドマン15
↑これは鬼すぎるでしょ…。


<一方そのころ>

ジンジャーデッドマン16
↑ちょっと飽きてきちゃったジンジャーさん。


何故か、再び店の中に戻ってきたローナですが、暗闇の中で「ジンジャーデッドマン」に襲われてしまいます。
コンテスト優勝を鼻に掛けているローナは、顔を傷つけられて、半狂乱。
なんとかサラ達と合流しますが、興奮状態のローナは、二人にブチ切れ続けます。

もう付き合いきれないと、出口に向かうローナも「ジンジャーデッドマン」が
仕掛けたトラップによって帰らぬ人に…。

ジンジャーデッドマン17
↑もう女に情けを掛けるとか関係なくなっている…。


徐々に追い詰められ、まさに絶体絶命のサラ!
そこへ颯爽と現れる キ○ガイ 正義のヒーロー。

ジンジャーデッドマン18
↑何しに来たのかは謎です…。


事態が全く飲み込めていない「ジンジャーデッドマン」を尻目に意気揚々と飛び掛るブリック。

ジンジャーデッドマン19
↑あっ!そうか、そいつ食べられるんでしたね!


予想外のブリックの活躍により、命を救われたサラ達。(実は死んだのはローナとローナパパだけ…)

怪我人を店の外へ運んでいると、ブリックの姿が見当たりません。
ママ達の世話をアモスに任せ、店に戻ったサラの前に、あの男が立ちはだかります。

ジンジャーデッドマン24
↑乗っ取られちゃった正義のヒーロー


異変を感じ戻ってきたアモスやジュリアと共に、ミラードに対抗するサラですが
何故か突然の不死身設定で、銃で撃とうが、何をしようが全く死んでくれません。

かくなる上はと、三人同時に体当たりをかまし、オーブンに閉じ込めるとスイッチON!

ジンジャーデッドマン21
↑扱いが酷すぎるブリックさん (本当はとても良い人)


ミラードと共にブリックをも殺してしまった事に心を痛めるサラを慰めるアモス…。

ある意味、ミラードのおかげで全国チェーンのパン屋を廃業に追い込んだサラのパン屋は
かつての賑わいを取り戻しはじめます。

ジンジャーデッドマン22
↑ちゃっかりアモスさんも手に入れている…。


お祝いに駆けつけた子供たちから「ジンジャーブレッドマンはないの?」と聞かれると
待ってましたとばかりに、居合わせた看護婦が一つの箱を差し出します。

「さっき来たおばあさんが、これを置いていってくれたわ」

ジンジャーデッドマン23
↑いや、こういうオチ、ホントにもういいから…。


※やっぱり「グッドガイ人形」のように、キャラクターにカリスマ性を持たせられなければ
  この手のキャラクター物は難しそうですね。

※ミラード役のゲイリー・ビューシイはもちろんですが、その他の俳優さんも、この作品の前後でしっかりと
  映画・ドラマなどで活躍されているようなので、この手の作品にしては、演技面はしっかりしてる方かも。

※ちなみに監督・製作共に我らがチャールズ・バンド御大です。
  こういう方が、未だに作品を作り続けてくれるんですから、B級映画好きは止められませんなぁ~。


怖さ:★☆☆☆☆

カナシミ:★★★☆☆

可愛くない度:★★★★★
2012-07-08

「悪夢の地底遭難 血を吸う腕」~右のポッケにゃスニッカーズ、左のポッケにゃトゥインキー…持ちましょう~

悪夢の地底遭難 血を吸う腕[DVD]悪夢の地底遭難 血を吸う腕[DVD]
(2010/12/24)
デボラ・ウォーリー、ポール・カー 他

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<感想>

はい!って事で、今回は1973年の“復讐系”食人映画「悪夢の地底遭難 血を吸う腕(THE SEVERED ARM)」です。

日本では、大昔にTV放映のみでソフト化されていなかった本作。

ちなみにその時の邦題は「悪夢の地底遭難/血を吸う斧・連続襲撃の恐怖」なんていう
今以上に、作品の本筋…というか、もうタイトルでストーリーの9割は説明済みの親切設計でした。

話の入りとしては、洞窟での遭難(入口から2m位の場所ですが…)からカニバリズムへと続く
比較的重い話のはずなんですが、死にかけの皆さんが思ったより元気なので少し興醒め…。

と、言っても、実際は食べる前に救助が来てしまうので、カニバリズムの要素は全くありません。
逆に「切り落としておいて喰わねぇ~のかよ!!」っていう犠牲者の恨みがこもっています。

ある意味“もったいない”の精神です。
皆さんも、もし遭難して、仲間の一部を食べる事があったら…食べましょう。
切り落とされた後に、やっぱり食べたくない!では悲しすぎます。その人が…。

えっ?館長も食べるのかですって?

「そんな気持ちの悪いもん食べるかぁ~!!」

※館長は、遭難するような場所には極力行かない方向で、その事態を回避していきます。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


のどかな昼下がり…。
電話でおしゃべりを楽しむジェフの下へ届けられた小包の中に入っていたのは人の腕だった…。

悪夢の地底遭難1
えっ…誰の手なんですか…??


この常軌を逸した嫌がらせに顔面蒼白のジェフは、友人の医師レイの下へと相談に向かいます。

5年前、ジェフは調査(目的は謎です)の為に、レイ、マーク、ビル、ハーマン、そしてテッドの5人と共に
古びた洞窟へと向かいますが、調子に乗ったハーマンが、岩石の採取と称して洞窟の天井を
ガツガツ削ったために、落盤が発生。水も食料も満足に無い状態で完全に遭難してしまいます。

悪夢の地底遭難2
お調子者にありがちですね。


調査の予定は2週間。その初日の遭難とあって、救助すら望めない彼らは、協力しあいながら
懸命に生き延びる努力をします。

しかし、もはや体力の限界。
このままでは、全員が死ぬのを待つだけだと悟ったジェフ。

人の腕を切り取って食べれば、みんな助かる!腕を切られた人も何とか助かる!

と、持論を展開。ドン引きする仲間を他所に、グイグイ話を進めると、勝手にくじ引きスタートです。

悪夢の地底遭難4


運悪く選ばれちゃったテッドは、落盤の原因を作ったハーマンを責める事も無く、数時間だけ待ってほしいと
必死で自分の腕を守ろうとします。

流石に心を痛めた仲間達は、直ぐに死にそうなヤツも居ない事だし。と、テッドを解放し、仮眠をとる始末。
とても寝る気になれないテッドは、横で寝ているハーマンを殺そうとします(やっぱり恨んでたんだぁ~!)

しかし、手元が狂ったために、僅かな傷を負わせただけで、ハーマンを殺す事が出来ません。
それどころか、その騒ぎに飛び起きた仲間達に、寄ってたかって腕を切り落とされてしまいます。

ところが、その瞬間に救助隊が到着。(本当に切り落とした瞬間なんです!)
このままじゃ俺達、世間から大バッシングされちゃうぜ!と心配する仲間を安心させる為に

落盤の際に、腕を怪我して、その治療のために医師のレイが切り落とした事にしてはどうか?

と、言い出すジェフ。テッドが黙ってる訳無いじゃないかと反論する仲間達を他所に

あぁ、大丈夫だ。アイツは腹減らしの上に腕を切り落とされて発狂した事にしようじゃないか!

と、非人道的な解決案を提示し、仲間達も止む無く了承してしまいます。

救急車で運ばれる間際、仲間達に恨み言を吐いて運ばれていったテッド。
彼は、その後、この事件を切っ掛けに精神病院へと長期入院を余儀なくされてしまいます。

悪夢の地底遭難5
当然の如くブチ切れているテッドさん。


そのテッドが、病院を退院していた事を知っているジェフは、今回の事件を、彼の復讐と確信しており
かつての仲間達を集めると、レイの家で緊急会議を開く事に…。

事件後、距離を置いていた仲間達との久しぶりの再会です。ジェフから今回の事件を聞かされた彼らは

そりゃテッドも怒るだろ!腕切り落としちゃったんだから!だからあの時、さっさと警察に行けと…

と、ジェフの行いを責めますが、既に運命共同体となってしまっている以上、いまさら真相を語る事は
自分達の人生を破滅させるに等しい行為。とてもその気にはなれません。

大した解決案がある訳でも無く、とりあえず気をつけようね!と解散した彼ら。
邪魔者もいなくなり、妻の待つ寝室へと引き上げるレイの耳に不気味な笑い声が…。

彼は、寝室で拳銃を手に取ると、再び引き返しますが、あっさり襲われ片腕を切り落とされてしまいます。

やはりテッドの仕業だと疑いを深めるジェフ。
彼自身も、レイをお見舞いしたのち、自宅のバスルームで何者かに襲われてしまいます。

悪夢の地底遭難6
やけにジェフに思い入れのある犯人らしい…。


ジェフは、刑事であるマークと共に、テッドの自宅を尋ねますが、現れたのは娘のテリーのみ。
父親から、5年前に起こった事件の真相を聞かされているテリーは、当然の如くいい顔をしません。

悪夢の地底遭難7


どうにか、話を聞く事に成功しますが、肝心な情報を聞き出す事は出来ませんでした。

最後の手段として、彼女をレイの病室へと連れて行き、情に訴える作戦を決行。なんとこれが成功。
こうしてテリーの協力を取り付けますが、相変わらずテッドの行方は分からずじまい。

その後も、ハーマン、ビルと立て続けに襲われ、命を落としてしまいます。

悪夢の地底遭難8
これは怖い台詞ですねぇ。 (彼の職業はラジオのDJ)


流石にイライラし始めたジェフたちの下へ、テリーからの電話が…。

父から、帰ってくると連絡があったと言うテリー。父に危害を加えないでと懇願する彼女を一蹴し
父との待ち合わせ場所である海岸の崖へと向かう。

悪夢の地底遭難9
マークさんもブチ切れてます。(毎日ジェフに付き合わされている…)


先回りしたマークが見守る中、待ち合わせの場所へと辿り着いたジェフとテリーですが
その行動を先読みしていた犯人は、監視しているテリーを、背後から殺害してしまう。

その様子を目撃してしまった彼らは、急いでその場を逃げ出します。

この町を離れなければならないというジェフを匿うために、テリーは弟が所有する
テッドも知らないという別荘へと向かいます。

無事に別荘へ到着し、今までの彼女の協力に礼を言うジェフ。
しかし、その時、テリーの手には拳銃が握り締められていました。

混乱するジェフに、会わせたい人がいると言うテリー。

そこへ、到着する一台の車。中から降りてきたのは斧を手にした隻腕の男です。
男の一撃で気絶したジェフを確認すると、隠していた顔を露にする隻腕の男。
それは、テッドの息子、そしてテリーの弟である、ロジャーの変装した姿でした。

別荘のベッドに横たわる父テッドを起こすと、車椅子に乗せ、とある一室へと向かうテリーたち。

悪夢の地底遭難10
ちっとも回復してなかったテッドさん。


意識を取り戻しても、まだ事態を飲み込めていないジェフは、独房に閉じ込められています。
そんな彼を前に、壮大な計画のネタばらしを嬉々として語る姉弟。

絶望の中、最後の望みを掛けて、テッドに語りかけるジェフですが、その言葉は彼の耳には届きません。

最後にプレゼントがあるの。と、ジェフに独房の壁に取り付けられた子扉を開けさせるテリー。
そこに収められたラッピングされたケースの中に入っていた物は、一本のナイフ。

お腹が空いたらそうすればいいんでしょ?」嘲笑いながら、去っていくテリー。

別荘にジェフの絶叫が響き渡った…。

悪夢の地底遭難11
まさに悪魔のような顔のテリー。 (怖いところがあるとすればココだけです)


※テッドが死んでいないというのは良いです。おまけに彼は廃人状態で「見ざる・言わざる・聞かざる」なので
  今回の復讐計画も、テッドの意志とは無関係のところで進んでいる感じが怖いところですね。
 
※一番最初の配達員さんの髪のなびき方が半端じゃありません!!正直言って本編を喰ってしまっています。

悪夢の地底遭難12  悪夢の地底遭難13
↑リアルサリーちゃんのパパみたいになっている。


怖さ:★★☆☆☆

カナシミ:★☆☆☆☆

テリーの鬼っぷり:★★★★★

ハムスターのベック

時々エサをあげてください。
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