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2012-07-01

「処刑男爵」~ご先祖様は殺人鬼~

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(2002/09/06)
ジョセフ・コットン、エルケ・ソマー 他

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↑イメージ探してくるのが面倒で…(ゴメンナサイ…)


<感想>

はい!って事で、今回は1972年の“よみがえり系”映画「処刑男爵(BARON BLOOD)」です。

イタリアン・ホラー界の最重要人物マリオ・バーヴァと、名優 ニコレッタ・エルミ ジョセフ・コットンがタッグを組んだ本作。

ドラキュラ伯爵ばりの、キ○ガイご先祖様を、面白半分で蘇らせようとしてみたら本当に蘇ってしまいました。
という安易な設定もあり、バーヴァ監督作品としては中レベルの出来でしょうか。

しかし映像は一級品で、この辺はバーヴァ監督の面目躍如といったところ。

男爵役として登場するジョセフ・コットンとカール役のマッシモ・ジロッティは、もう少し丁寧に描いても良かった。
せっかくジジイ同士ですし、ここの掛け合いはもう少し、主軸に合わせても面白かったかも知れませんね。

また、館長が大好きな“悪魔っ子”ニコレッタ・エルミが出てくるのも評価ポイントです。(今回は別に悪魔じゃ無い)
エルミがバーヴァ監督と組むのは、本作で2回目。1回目はスプラッター映画の古典である「血みどろの入り江」でした。

本作では、少ない登場シーンながら、重要なキーワードや、事件を解決するための助言を行うなど
超能力の存在を仄めかす少女として、純粋ながらも少し不気味な、おいしい役回りを演じています。

1960~70年代はイタリアン・ホラー全盛の時代。その礎を築いた巨匠の作品を味わいましょう。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


学問を重んじるクライスト家の“スネかじり”ピーターは、修士号を取得したと同時に、勉学から離れたい一心で
「自分探し」の名目の下、クライスト家のルーツであるオーストリアへと降り立ちます。

処刑男爵1
直ぐに総合案内に呼ばれちゃうピーター (迷子のようで、ちょっと恥ずかしい)


どうやらピーターの先祖は“処刑男爵”と呼ばれた、泣く子も黙るキ○ガイだったらしく
地元の人間に恐れられる伝説的な存在で、彼の建てた城も「悪魔の城(シュロス・デュ・トュフェルス)」
などと呼ばれて、地元の人は寄り付きもしません。

この先祖に、並々ならぬ興味を持つピーターは、空港に出迎えたカールおじさんと共に
早速、悪魔の城へと向かいます。

城は、外国人専用のホテルとして利用する為に、目下工事中。
ピーターは、その現場で国有記念物の保存を担当しているエバと出会います。

処刑男爵2


その夜、エバも交えて、カールおじさんの家で食事をとるピーター。やがて話は“処刑男爵”へと…。
おじさんの娘であるグレッチェンは、学校帰りに男爵を見掛けたと、キ○ガイ染みた主張を続けます。

処刑男爵3


うんざりした母親が、娘を連れて席を離れると、ピーターは、一家に伝わる「エリザベス・ホリー」について
二人から話を聞きだそうとします。

エバとおじさんによると、エリザベスは、処刑男爵が恐れた魔女で、拷問の末に、火炙りにされてしまったようです。
彼女は、死の直前に男爵に呪いをかけ、その呪い通りに男爵は命を落とします。

ピーターが持参した紙切れには、男爵を復活させ、再び死の苦しみを味わわせるための呪文も
残されており、ピーターは、渋るおじさんに内緒で、エバと共に深夜の城に潜り込むと
男爵の殺された部屋で、例の呪文を唱えてしまいます。

処刑男爵4
どうやら死んだときの状態で復活するらしい…。


伝説通り、男爵の復活を示す鐘が城内に轟くと共に、扉をこじ開けようとする何者かの気配が…。
その日は、管理人の悪戯と決めつけ、不穏な空気を感じながらも、何事も無く城を後にした二人…。

翌日、再び城を訪れた二人は、管理人が昨日付けで解雇されている事を知らされ、困惑します。
真相を確かめる為に、夜を待って再び城に潜り込む二人ですが、相変わらず漂う不穏な空気の影響か
呪文を書き記した紙切れは、風に飛ばされ暖炉の中へ…。ついに男爵を復活させてしまいます。

処刑男爵9
ほぼ初対面の男に無茶を言うエバ


しかし、子孫に無様な姿は見せられないと、復活したその足で村の医者を尋ねる男爵…。

処刑男爵6
焼けてる割に服は綺麗です。


全身が焼け爛れたその体を見た医師のヘッセは、直ぐに応急処置を行い、整備の整った
大きな病院へと入院手続きを行おうとしますが、背後から近づいた男爵に殺されてしまいます。

その後も、城を中心に殺人事件や神隠しが多発する中、城の所有権を掛けたオークションによって
アルフレッド・ベッカーなる老紳士が、この城の新しい城主となります。

処刑男爵8
えっと…ホテルとして買い取ったんでしょうか…?


エバは、引き続き、ベッカーの下で城の文化財管理を行っていますが、遂に彼女までもが
処刑男爵に標的にされてしまいます。

間一髪のところで、ピーターが駆けつけ事無きを得ますが、寮へと戻ってからも男爵による
執拗な責めに、半狂乱のまま、カールおじさんの家に転がり込むエバ。

どうやら、本当に男爵を復活させちゃったらしいと感じたピーターたちは、大学教授を務めるカールおじさんに
協力を依頼。最初は半信半疑のおじさんも、二人の剣幕に押され気味です。

処刑男爵10


おじさんの紹介により、かつて大学で行ったESP実験で、驚異的な成績を残した霊能力者の
クリスティーナに協力を要請しますが、彼女は頑なに協力を拒みます。

しかし、ピーターたちの覚悟を感じ取ったクリスティーナは、エリザベスが眠る場所へと
彼らを案内し、降霊を行います。

処刑男爵11
この人が呪文を教えてくれれば解決なのでは…?


クリスティーナの口を借りたエリザベスから、男爵を滅ぼす呪文を失った事を責められたり
男爵を蘇らせた事を感謝されたり、男爵を滅ぼせるのは、男爵に殺されたものしかいないこと。
エバとピーターは、その滅びへと誘う力があることなどを、一通り伝えられます。

困惑しながらも、その場を後にした彼ら。
自宅に戻ったクリスティーナの下に男爵が訪れ、彼女さえも殺されてしまいます。(いや、多分ですけど…)

警察の捜査も一向に進展せず、ピーターたちの証言も「処刑男爵が復活した」などという常識を超えた
ものであった為に、警察もニヤケ顔。解決の目処すら立ちません。

警察からの帰り、カールおじさんは、娘の通学路が事件の多発している付近である事に気付き、急いで娘を探します。

処刑男爵12
男爵と鬼ごっこ中のグレッチェン


城の付近で、膝を擦りむき倒れているグレッチェン。
転んだだけという彼女に安心するカールたちですが、彼女は「おばけ」を見たと主張します。

処刑男爵13
まさに圧倒的な存在感!!良い表情です!


ベッカーさんを心配した彼らは、その足で城へと向かいますが、ベッカーさんは気にも留めていない様子。
それどころか、ようやく改修が終わったために、今夜再び招待したいと、どこかへ行ってしまいます。

自宅に戻ったカールたちに「あの人は亡霊だ」と言うグレッチェン。
子供の戯言にも思えますが、男爵が復活した今となっては、ベッカーさんは、非常に不気味な存在です。

処刑男爵14


彼が男爵だとすれば、城へ向かうのは危険だと説くカールおじさんに対して、ピーターは真実を知るためにも
この誘いはチャンスだと、城へ向かうことを主張します。

しかし、どうやって男爵を倒すのか分からない。頭を悩ませるバカ三人にグレッチェンが再び助言を…。

処刑男爵15


その言葉に、クリスティーナから託されたエリザベス・ホリーの遺品であるアミュレットを手に
再び、城へと舞い戻ったピーター・エバ・カールの三人。

上機嫌で、城を案内するベッカーさん。
三人はその態度に、彼が処刑男爵である確信を強めます。

処刑男爵16
串刺しをイメージした芸術作品


処刑男爵17
拡大図。 (注:本物です)


処刑男爵18
昔の思い出はカセットで再現。


自慢の地下室を見終わった後、彼らを引き止めさえしない男爵に拍子抜けをしながらも、この場から
逃げようとするエバやカールに対して、当初の目的を思い出したピーターは、一人引き返そうと必死です。

処刑男爵19


ギャーギャー騒ぐ三人の背後に近づいていた男爵は、カールおじさんの知的好奇心の無さを嘆くと共に
自身の脅威となるピーター・エバを葬るために、三人を地下室へと監禁してしまいます。

処刑男爵20
ちっとも効果の無いエリザベスの遺品。


地下室に響き渡る絶叫。
期待した話も聞けずに、ただただ痛めつけられるピーターも涙目です。

処刑男爵21
楽しくて仕方の無いベッカーさん。


一人拘束を逃れていたエバは、アイアンメイデンに納められた城の管理人フリッツの死体に驚き
手に持っていたアミュレットを死体の上に落としてしまいます。

輝き出すアミュレットに呼応して、動き出すフリッツの死体。そして苦しみだすベッカーさん。
座り込み、復活したままのバッチイ姿に戻った処刑男爵の周りに、続々と彼の犠牲者が集まってきます。

処刑男爵22


エリザベスの言葉通り、男爵に殺された者たちによって、縛り付けられ、痛めつけられる男爵。
その隙に逃げ出す事に成功したピーターたちは、決して戻る事のない、この城を後にしました…。

処刑男爵23
最後はエリザベスの一人勝ち


※エルミは、ピーターとエバが男爵を復活させる以前から、男爵を見たことがあると発言しています。
  一体何を見てたんでしょう…。


怖さ:★★☆☆☆

カナシミ:★★☆☆☆

男爵の俗物度:★★★★★
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2011-12-21

「ガバリン」~ところでガバリンって何?~

ガバリン [DVD]ガバリン [DVD]
(2002/05/03)
ウィリアム・カット、ジョージ・ウェント 他

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<簡単なあらすじ>

こんにちはロジャーです。
僕の叔母さんが自殺してしまったんだ…。

僕はお金持ちだし、おばさんの家を相続する必要も無いんだけど、ほかに貰い手もいないみたいだし
せっかくだから貰っちゃおうかな…。

最近は本業の方もスランプで、新作も全く発表出来てないし…妻は出て行っちゃうし…。
心機一転、この家で新作を書き始めてみようかな~。

“ドンドン”

だ、誰っ!!?


<簡単な感想>

はい!って事で、今回は1986年の“思い出系”幽霊映画「ガバリン(HOUSE)」ですよ!

原題の「HOUSE」が示す通り、叔母の死を切っ掛けにお化け屋敷を相続した男の話ですが
主演にウィリアム・カット、隣人役にジョージ・ウェントと完全にコメディ映画の布陣です。

監督はスティーブ・マイナー、製作はショーン・S・カニンガムと名作ホラー「13日の金曜日」コンビで
コメディ色ながらポイントを押さえた作りになっているんじゃないでしょうか。

特に冒頭でのエリザベスの首吊りシーンなどは、今見てもドキリとさせてくれます。

良くも悪くも80年代を代表するB級映画のお手本みたいな映画ですね。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


ある日、老婆エリザベスが自宅で首を吊って自殺しているのをスーパーマーケットの配達員が発見します。

彼女の甥であるロジャーは大人気のホラー小説家ですが、ここ数年は過去作品のサイン会などで
辛うじて知名度を保っている体たらくで、妻やマネージャーにも愛想を付かされてしまっています。

ガバリン1
↑笑顔が素敵な優男のロジャー先生


ガバリン2
↑ちなみに(元)妻は人気女優のサンディ


小さい頃に両親を無くしているロジャーは叔母の死によって彼女の豪邸を相続する事になります。
幼い頃を過ごしたこの家の悪夢を見た夜に、居ても経ってもいられず荷物をまとめ家を飛び出すロジャー。

邸宅は既に売却の準備が進められており、ロジャーは不動産業者の男と共に邸宅を回りながら、かつてこの家で
起こった出来事を思い出していきます。

ガバリン3
↑実に胡散臭い不動産屋(この直後に不注意からロジャーを殺しかけます)


実はこの家のプールでは、ロジャーとサンディの息子であるジミーが神隠しに遭い、発見される事無く今に至る
ロジャーにとっても辛い思い出の残る場所であるようです。

ガバリン7
↑ものすごい笑顔で“この家”の仕業と言うエリザベスおばさん


ガバリン8
↑デリカシーの無いおばさんにブチ切れるサンディ


ロジャーは息子の思い出が残るこの家を売却する事を取り止め、この家に移り住み執筆活動を行う決心をします。

ロジャーは次回作としてベトナム戦争で従軍していた体験談を執筆しはじめますが、早速その晩に
亡くなったはずのエリザベスおばさんの幽霊に遭遇します。

ガバリン9
↑普通に出てきちゃうエリザベスおばさん。


翌日の晩、時計が12時を指した時に2階の納戸を開けるといきなりモンスターが登場。

ガバリン11
↑もうなんだか分からない…


なんとか扉を押し返し閉じ込める事に成功したロジャーは自費でビデオカメラを揃えまくりモンスターと
対決する準備を行います。

ガバリン12
↑フルスペックのロジャー先生


全てのビデオカメラを作動させ、ノブに結びつけた紐を引くと同時に大急ぎで外まで避難するロジャー。

ガバリン13  ガバリン12-1
↑まさに完全シンクロ                             (↑注:同年公開の名作 プラトーンより)


ガバリン14
↑散歩中の隣人ハロルドに見られちゃう先生


怪物が夜の12時にのみ現れる事に気付いたロジャーは大急ぎで再び扉の前に…

ガバリン16
↑緊張の一瞬


ガバリン17
↑考えられないタイミングで差し入れにやってくるハロルドさん


ハロルドの登場で、今夜の幽霊探しを諦めたロジャーはハロルドと夕食を食べながら彼に幽霊に襲われた事を
真剣に話しますが、当然の如く一向に信じてもらえません。

その上、ロジャーを心配したハロルドに自分の手帳を盗まれ、サンディにも見舞いに来てもらえるように
勝手に電話されたりしてしまいます。

ガバリン19
↑赤の他人の話を素直に聞くサンディ


ガバリン20
↑女優の連絡先を聞き出すサイコな隣人


翌日、新作を執筆中のロジャーの背後で物音が…。
見れば壁に掛けてあるカジキマグロのぬいぐるみ剥製が暴れまくっています。
とうとう堪忍袋の尾が切れたロジャーは、アトリエに置かれていたショットガンを持ち出します。

何とかカジキを片付けますが、今度はスコップ達に襲われ逃げ出すはめに…。

ガバリン21
↑早く家を出た方が良いと思う…


何とそこへ、サンディが尋ねてきます。

ガバリン22
↑やけに仲が良い二人


ショットガン片手に興奮しているロジャーを心配するサンディですが…

ガバリン23
↑子供に見せたら軽くトラウマの古き良き造形ですね♪


突然化け物に変身したサンディをショットガンで殺害したロジャーですが、落ち着いて死体を確認すると
本物のサンディが血を流して死んでしまっています。

ガバリン24
↑もう人生メチャクチャのロジャー先生


銃声を聞いたハロルドは、てっきりロジャーが自殺を図っていると勘違いして警察に通報します。

ガバリン25
↑余計な事だけ仕事が早い隣人


急いで死体を隠して事無きを得たものの、何時の間にか死体は消えてしまっています。

その時、再びサンディに化けていた化け物に襲われるロジャー。絶体絶命です。
しかし、間一髪のところで扉を開けると、先程まで自分を追い掛け回していた農具たちが…。

ガバリン26
↑ロジャーを殺したくて仕方ない農具たち


ガバリン27
↑思ったよりも脆かったモンスター (フリーザ様の最後に似ています…)


処分に困ったロジャーはモンスターをシートに包んで裏庭へ…

ガバリン28
↑一仕事終えた男の背中


その後、おざなりになっていた納戸の中にいる化け物を退治するため、映画を観ようと偽ってハロルドを呼び出します。

ガバリン29
↑実は大きなアライグマだったと抜かす嘘つきのロジャー先生


何とか撃退に成功したかに見えたロジャーたちですが、モリ銃から伸びている紐がロジャーの足に絡まり
納戸の奥の世界に引きずり込まれてしまいます。

そこは、かつて自分が戦ったベトナムの戦場でした。
目の前に倒れている男性を見ると、それはかつて自分が救う事の出来なかった戦友のベンです。

彼は重症を負った痛みで錯乱しており、自分を殺してくれとロジャーに頼みます。

ガバリン32
↑ドクターキリコを思い出す名シーン


「助けを呼んで戻ってくる!」とその場を離れるロジャーですが、直後にベトナム兵に連れ去られてしまうベン。

ガバリン33
↑怒りの矛先は何故かロジャーへ


ベトコンに襲われながら、必死に光に向かって走り、何とか元の世界に戻ったロジャーはベンを救えなかった事を悔やみます。

泣きながらベッドに横たわっていると、突然何かに気付いたロジャーは叔母のアトリエに向かい彼女が
死の間際まで書いていたという未完の絵に掛けられたタオルを剥ぎ取ります。

ガバリン35
↑息子は鏡の奥にいるらしいよ…


ジミーが生きていると感じたロジャーは急いでバスルームの鏡に向かって椅子を投げつけると
そこは異世界への入口になっているようです。

魔物に襲われながらも、辿り着いたのは先程の様なジャングル。(てか、たぶん一緒)
その川辺に置かれた檻の中には、死んだと思われていたジミーが当時の姿のまま捕らえられていました。

ガバリン38
↑まさかずっとココにいたのかしら…


ジミーを助け出し、再び川の中へと潜って行く二人。しかし、その背後には黒い影が…。
水中を進み、光に向かって浮上すると、そこは見慣れたプールでした。

ガバリン39
↑喜びを分かち合う親子


全てを終えたロジャーはジミーと共に玄関へと向かいます。しかし、扉の先には…

ガバリン40
↑憑いて来ちゃったベンさん


「お前が俺を殺して楽に死なせてくれなかったせいで、あの後ベトコンに酷い拷問を受けたんだぞ!」と怒り心頭のベンさん。
お前にも苦しみを味合わせてやると、お化け屋敷を舞台にどうでもいい追いかけっこが始まります。

ガバリン41
↑スタート直後で弾切れを起こすお茶目なベンさん。


しかし、殴っても蹴っても全く堪えないベンに、徐々に追い詰められていくロジャー。
とうとう、何時の間にか家の中に出来た謎の崖に追い詰められてしまいます。

ガバリン42

ガバリン43
↑マンガ・ゲームでお馴染みの足踏みつけ


しかし、片手でベルトを外したロジャーはベンの絶えず在る一瞬の隙を付いてベルトを巻き付けると
そのまま、崖の下に引きずり落としてしまいます。

ガバリン44
↑マジで可哀想になってきた…


ようやく、ベンを片付けたロジャーですが、先に逃がしたはずのジミーが居なくなっています。
慌てて息子を探すロジャー。微かに自分を呼ぶジミーの声が聞こえてきます。

声の鳴るほうに進んでいくと…

ガバリン45
↑ベンさんの不死身設定が発覚!


お前を苦しめる為に、息子を殺してやると息巻くベン。
決死の覚悟で、ジミーを助けるために手を出したロジャーの手首を切り落としてしまいます。

しかし、どういう理屈か全くダメージの無いロジャー(納戸の化け物には傷付けられてましたが…)

ガバリン46
↑急に強気になるロジャー


強引にジミーを奪い取ると、ベンが持っていた手榴弾を仕込み「あばよっ!」とスタコラ逃げ出してしまいます。

ガバリン47
↑肋骨にハマり手榴弾を取り出せないベンさん (もう涙目です…)


直後に起こる大爆発。

呪われた家はベンもろとも燃え始めてしまいます。
外からその惨劇を呆然と見つめるハロルド。

するとそこへ、ハロルドからお見舞いに来るように頼まれていた本物のサンディが到着します。

ガバリン48
↑到着早々大混乱のサンディ


家の中から、死んだはずの我が子を抱えて登場するロジャー。

ガバリン49
↑もはやヒーローの風格が…


ロジャーの手を離れ、母の下へと走るジミー。抱きしめるサンディ。

ガバリン50
↑超爽やかなハッピーエンド


※最近のホラーはバッドエンドを良しとする後味の悪さを強調する作品が多くなりましたが
  こういうのもやはり良いですね。まぁ、ほとんどコメディですからね。

  実は割愛しましたが途中で尋ねて来る親子は一体何者だったのでしょうか?英語力の乏しい私は
  字幕を頼りに映画を見ていますが、正体不明ですよね…?
  てっきり幽霊なのかと思ったんですが、特に何も無く終わってしまったような…。まぁ、特に気にしていませんが…。


怖さ:★☆☆☆☆

カナシミ:★★☆☆☆

ベンさんのカナシミ:★★★★★
2011-12-04

「たたり」~その屋敷に霊は存在するか否か~

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(2003/08/08)
リチャード・ジョンソン、クレア・ブルーム 他

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<正しいあらすじ>

ここに一つの屋敷がある。屋敷の名前は「丘の家(HILL HOUSE)」
90年前、ヒュー・クレーンという男が妻と娘と暮らすため、この土地に丘の家を建てた。

丘の家には最初から“たたり”があった。

クレーン夫人は新居に向かう途中、馬車が制御不能に陥り、大木に激突、死亡した。
ヒュー・クレーンの下には悲しみと一人娘のアビゲールだけが残されてしまった。

彼はやがて再婚したが、第二夫人も階段から転落死。原因は不明であった。
やがてヒュー・クレーン自身も旅行中に水死。この屋敷には莫大な遺産とアビゲールが残された。
アビゲールは成長しても保育室で暮らし続け、やがて老い、寝たきりとなった。

彼女は自分の世話をする人間として、町娘を雇ったが、この女が丘の家の悪評を広めて回った。
アビゲールは人生最後の日を誰にも見取られず死んでいった。
彼女が助けを求めたとき、町娘はベランダで男と戯れていたからだ。

アビゲールには身寄りが無い為、この屋敷は町娘が相続する事になった。
周囲の人間は、彼女がアビゲールを殺したのではと噂したが、真相は分からない。
彼女は屋敷内にある螺旋階段の天辺。そのバルコニーから首を吊って死んでしまったのだ。

この屋敷には“たたり”がある。
その真相を究明するため、私は町娘の遠縁である現所有者・サナーソン夫人を訪ねた。


<面白みの無い感想>

はい!って事で、今回は1963年の“蠢き系”幽霊映画「たたり(THE HAUNTING)」です。

古き良き幽霊屋敷モノの金字塔ですが、この作品の質を極限まで高めている要因は二つあります。

一つは決して霊自体を登場させなかった事。

低予算を逆手に取り、白黒の映像・恐怖感を煽る音楽・抜群のカメラワーク。

センスとアイデアで低予算を物ともしない上質の作品へと仕上げています。

この辺りは、名匠ロバート・ワイズ監督の手腕と言って差し支えないでしょう。


そしてもう一つは要因は、ジュリー・ハリスの人を不快にさせる演技に尽きるのです。

彼女の予測不能な行動が、常に作品に緊張感をもたらしているのです。

不快に感じるということは、彼女の演技力がそれだけ優れているという証明でもあります

私は信念を持って断言します。(←私がですよ!?そう思っているだけですよ!?)


それでは、上映終了までごゆるりと…。


住み着いた者は例外無く不幸な死を遂げた伝説を持つ「丘の家(HILL HOUSE)」

超常現象を科学的に解明することを目標とするマークウェイ博士は現在の所有者であるサナーソン夫人に
呪われた屋敷の原因を究明する為に、屋敷の調査を行う期間に限り屋敷を借り受ける事に成功します。

たたり1
↑熱意溢れるマークウェイ博士


マークウェイは、数年かけて選び抜いたメンバーを屋敷に招待し、調査を開始します。
選ばれたメンバーは、長年に渡る実母の介護から開放され新たな生活を望むエレナー。

たたり2
↑心病み中のエレナー


第六感に優れ、超能力研究でも優秀な透視能力を証明しているセオ。

たたり4
↑何故かいつも発言に含みを持たせるセオ


屋敷の次期相続人としてサナーソン夫人から調査同行を依頼されたルーク。

たたり5
↑たぶん一番常識人のルーク


調査方法としては、寝る前にその日の感想を書くという親切設計です。

たたり11
↑科学的解明のサジを投げた博士


エレナーは長年の母の介護が影響してか、精神が非常に不安定でありまして、母が無くなった夜に
壁を叩き、助けを求めた母を見殺しにした事に深い罪悪感を感じています。


調査初日から、エレナーとセオが眠る部屋の扉を何者かが叩くなどの怪奇現象が発生します。
翌朝、食事を取っているエレナーとマークウェイの下に遅れてルークが登場。
何か不思議な事はあったかと聞くマークウェイに「廊下で見たもの」と答えるルーク。

たたり6
↑「助けてエレナー、家に帰って」


エレナーは食事の時に姿の見えなかったセオを犯人と決め付け非難しますが、セオをは誤解と言い張ります。

たたり7
↑若干ウザさを増し出すエレナー


その後も続く異変に、エレナーは自分がこの屋敷の求める生贄である事を徐々に自覚し始めますが
母親の死を自分のせいとして責められる姉の家に戻るのは嫌だと、恐怖を感じながらもこの家にとり憑かれたように
徐々に偏執的な執着を表し始め、彼女の身を案じるマークウェイ達を振り回し始める事に…。

着実に進む調査により、マークウェイはこの屋敷の心臓部であるポイントとして呪われた保育室に当たりを付けますが
今はまだその時では無いと、部屋に立ち入る事を躊躇します。

そんな中、夫の身を案じたマークウェイ夫人が屋敷に訪れ、夫に家に帰るよう説得を試みます。

たたり8
↑グレース夫人


しかし、博士は断固拒否。
あっさり拒否され引くに引けない夫人は、自分も調査に加わるといって聞きません。

たたり9
↑良く結婚したなこの二人…。


マークウェイに淡い恋心を抱いていたエレナーは、嫉妬心から夫人に保育室の存在を伝えてしまいます。

たたり10
↑ささやかな復讐


幽霊の存在を信じない夫人は保育室に泊まると言い張りますが、その部屋は鍵が掛かり固く閉ざされています。
しかし、屋敷に戻ったメンバーの目に飛び込んできたのは、まるで誘うかのように口を開けた保育室の扉でした。

結局説得を行うことは出来ず、ルークが部屋の外で見張りを行うことで夫人のわがままを認めるマークウェイ。
皆が寝静まった頃、保育室を見張っていたルークは皆が眠る部屋に酒を飲みに忍び込んできます。
ルークが目当ての酒を口にした途端、突然扉が閉まり飛び起きるメンバーたち。

扉を激しく叩く音、そして扉が何かに押されるように異常な収縮を繰り返します。
妻の身を案じ、部屋を飛び出そうとするマークウェイと彼を止めようとするルーク。
部屋は異様な空気に包まれます。

心病み中のエレナーは、家が狙っているのは自分だと勝手に解釈し、別のドアから出て行ってしまいます。
寄り道をしながら、何とか保育室に辿り着いたエレナーですが、部屋はもぬけの殻。
遅れて部屋にやって来たマークウェイ達と協力して夫人を探す事になります。

しかし、ここで再びエレナーが失踪してしまいます。
夫人を探すだけで精一杯なのに文句も言わずエレナーを探すメンバーたち。

一方その頃…

たたり12
↑エレナー彫刻とダンス中(病んでます…)


その後、何者かに導かれるように螺旋階段を登り始めるエレナー。
駆けつけたメンバー達は口々に降りるよう声を掛けますが、エレナー言う事聞きません。
痺れを切らしたマークウェイは彼女を連れ戻すため階段を上り始めます。

たたり13
↑老朽化で限界の螺旋階段


何とか階段の最上部に接するバルコニーでエレナーに追いついたマークウェイ。
彼に連れられ階段を下りようとするエレナーですが、その時跳ね上げ戸が開き、夫人が顔を覗かせます。

たたり14
↑急にバッチくなってるグレース夫人


バルコニーで夫人を見たと言うエレナーですが、これ以上メンバーを危険に晒す訳にはいかないとマークウェイは調査中止を決定。
病み過ぎのエレナーを早々に屋敷から連れ出します。

この屋敷に執着しているエレナーは帰る場所が無い為に、何でもするから住まわせて欲しいと懇願しますが
メンバーは彼女の身を案じ、ルークに同行を頼み、姉の家に帰るよう強引に車に乗せてしまいます。

その時、野暮用でルークが車を降りた一瞬の隙を付いて車を発進させるエレナー。

自分が逃げようとしても屋敷は自分を手放さないと言うエレナーの言葉通り車は制御不能に陥り
大木に激突死してしまいます。

事故現場に駆けつけ、呆然とするマークウェイ達の下に薄汚れ、直前の記憶を無くした夫人が現れます。
彼女に驚きハンドル操作を誤ったと言うセオに反論するように、自分を見たのは既に大木に激突する
直前だったはずと言う夫人。

マークウェイは丘の家に潜む何者かの誘惑に絶えられなかった彼女を哀れみますが、セオは真逆の考えを口にします。

たたり15
↑ある意味ハッピーエンドです。

エレナーが死んだ事故現場は奇しくも屋敷を見ることなく息を引き取ったクレーン夫人の事故現場であった。


※全体的に非常に優れたホラー映画だとは思うのですが、映画の冒頭部分でアビゲールが保育室で老いていく
  シーンで何故か少女→知らないオジサン→老婆と変化していくのがどうにも解せません。
  真ん中にオジサンが入ってしまった事にどんな意味があったのでしょうか?知ってる人が居たらこっそり教えて下さい。


怖さ:★★★★☆

カナシミ:☆☆☆☆☆

エレナーの不快感:★★★★★

ハムスターのベック

時々エサをあげてください。
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