--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-01-17

「顔のない悪魔」~被害はミルクに止まらない!~

顔のない悪魔 [DVD]顔のない悪魔 [DVD]
(2009/04/28)
マーシャル・トンプソン、キム・パーカー 他

商品詳細を見る


<手抜きあらすじ>

イカれた博士が生み出した化物が、放射線の影響で増殖し、人を襲うのです。それだけです。本当です。

※なお、この作品には重要な要素として原発が出てきます。昨年の地震により被害を受けた方々への不快な表現が
  含まれている可能性がありますので、ご覧になる場合はその点をご了承下さいます様、宜しくお願い致します。


<手抜き感想>

はい!って事で今回は1958年の“キモカワ系”SF映画「顔のない悪魔(Fiend Without a Face)」ですよ~!

何と言っても、この作品で一部から賞賛を浴びたのは、登場するクリーチャーの造形そのものであります。

触手の生えた脳ミソに脊髄をくっ付けて尺取虫のように動くのであります。
こんなモンを考え付くのは、やはりキ○ガイです。良い意味で…ねぇ…。

ストーリーは、マッドサイエンティストが興味本位で創ってしまった化物が
空軍が行っている実験に伴う放射線の影響で増殖し、人間を襲うという何でもアリの内容でして
もうSFなのか何なのか良く分かりませんが、一応SFに分類しておきましょう。
(登場人物たちは吸血鬼とも言っているので、まぁ、そっちでも良いんですけどね…。)

後半までは、化物は見えない設定なので、犠牲者は突然頭を押さえて死んでしまうという親切設計の為に
もう、役者にお任せ状態の放置プレイです。

内容は深いようで、全く深くありませんので、あと20分長かったら困るところですが
正味70分程度なので、問題無く干渉する事が出来るんじゃないでしょうか??

でも、別に脳ミソの化物を見るだけでも良いかも知れません。
どっちにしても常人が見たら、お口アングリなのです。B級映画とはそういうものです。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


カナダのとある片田舎に建設された米軍基地。
レーダー探査装置開発の為に、日夜研究と実験に明け暮れるカミングス少佐を始めとする軍人たち。

しかし、この実験に使用されているエネルギーは原子力で賄われているらしく
近隣の住民達は、空軍機の騒音と、放射線の影響でミルクの質が低下していると思い
軍そのものに強い敵対心を持っています。

顔のない悪魔1
↑心労の絶えないカミングス少佐 (写真右)


その矢先、変死した町人グリゼルさんの検死を巡って遺族と軍の対立が表面化。
軍は、グリゼルの妹であるバーバラと町長へ理解を求めますが、やはり聞く耳を持ってくれません。

事態は平行線のまま終了し、カミングスはバーバラを自宅へ送り届ける事に…。
兄を失った彼女を元気付けようと、ほんの少し気遣っただけで何故か好意を持たれるカミングス。

顔のない悪魔4
↑見かけによらずエロい女でやんす。


成果の上がらないレーダー探知の実験は、相変わらずの失敗続きで、結果を求めるあまり
原発のエネルギー供給量をUP!ずいぶんと原発を酷使しているようです。

顔のない悪魔5
↑後に意味を持つ、ある意味で重要な会話。


そんな中、街では農場を営む夫婦が突然死する変死事件が発生。

顔のない悪魔6
↑見えない何かに襲われてしまったオジサン


どうしても、放射線が原因でない事を証明したい軍ですが、住民側からは調査も検死も拒否される始末。
しかし、大佐の指示で手段を選ばず強引に死体を検死してみると、放射能が原因どころか脳ミソが吸い取られています。

顔のない悪魔7
↑…大事件過ぎる。


カミングス少佐は、上官の大佐に「町民を調べて事件の手がかりを探せ」と命令されると、喜び勇んでバーバラの下へ。

顔のない悪魔8
ギャ~~~~~!!


顔のない悪魔9
↑いやいやいや!ノックして、ドア開いてても、勝手に入っちゃ駄目だからっ!!


なんでもバーバラは表舞台から引退した超常現象に造詣の深いウォルゲート博士の下で助手として働いているそうで
その、研究内容と博士の研究が深夜に行われている事に興味を持ったカミングスは詳しく話を聞きだそうとしますが
偶然尋ねてきた町人のギボンズといざこざを起こし、怒ったバーバラに家を追い出されてしまいます。

顔のない悪魔10
↑軍人が先に手を出したら余計に反感買うんじゃ…。


ウォルゲート博士に不審を抱いたカミングスは、FBIの力を借りて彼を調べ上げることに…。
その晩、今度は町長が自宅で目に見えない何者かに殺されてしまいます。

顔のない悪魔11
↑良いトコ無しの町長さん。


翌朝、町長の死亡に動揺する町民を集め、原因は放射線ではなく、気の狂った軍人の仕業だと説くギボンズ。
不安に駆られた彼らは、そそのかされる様に森狩りを始めます。

顔のない悪魔12
↑高年齢化が進む田舎の自警団


一方で、博士の調査結果に、彼の事件への関与を確信したカミングスは彼を訪ね、事件について
問いただしますが、要領を得ない彼との会話を聞きつけたバーバラに再び追い出されてしまいます。

顔のない悪魔13
↑カミングス、めっちゃ嫌われてるやん…。


その頃、森狩りでは、何も見つからないばかりか、発起人のギボンズが行方不明に…。

顔のない悪魔14
↑お母さんもお口アングリ


いよいよ、事態を重く見た町民たちは副町長を中心として軍との話し合いを求めます。
そこへ来るのは、当然の如くカミングス。(しかもバーバラと見つめ合い、微笑みあう…。喧嘩してたんじゃないのか??)

話し合いが平行線を辿るなか、突如聞こえてくる不気味な声。
一同が固唾を飲んで見守る中、部屋に飛び込んで来たのは、恐怖で正気を失ったギボンズでした。

顔のない悪魔15
↑結局、ギボンズは何の役に立ったのか…。


何があったのかと不安になるバーバラに、博士の関与を仄めかすカミングス。
馬鹿らしいと鼻で笑う彼女を残し、町長の遺体を調べる為に単身墓地へと向かいます。

顔のない悪魔16-1
↑調査結果を素直に信じるピュアな軍人さん。


カミングスは、町長の遺体の傍で博士愛用のパイプを発見しますが、何者かに閉じ込められてしまいます。

顔のない悪魔16
↑もう確信犯としか思えない博士の振る舞い


カミングス少佐が戻らない事を心配した同僚のチェスターがバーバラに連絡を取り、急いで墓場へ向かう二人。

顔のない悪魔17
↑博士の策略で、もはや瀕死のカミングス


殺されかけた事に怒り心頭のカミングスに問い詰められ、遂に観念した博士は、恐ろしい怪物が原子力を糧に
増殖していると伝え、原発の即時停止を訴えると同時に意識を失ってしまいます。

顔のない悪魔18
↑原因はお前だ、ジジイ…。


ただ事では無い様子を感じ取ったカミングスは、上官のバトラー大佐を説得し、原発の停止を命令しますが
停止に必要な制御棒が破壊されているという非常事態発生。

顔のない悪魔19
↑これは○電以下のリスクマネジメントではないのか!?


新たな制御棒が届くまで、原発を止めることが出来ないと頭を抱えるカミングスの下にバーバラから電話が…。
意識を取り戻した博士が、自分が行った実験内容を打ち明けると言う事で、みんな揃って話を聞きに行きます。

顔のない悪魔20
↑いわゆる「念じれば“それ”は現実になる」的なハナシです。


自分の思考だけを分離して実体化させる事を目的として研究に没頭した博士はあっさりと装置を完成。
自分が被験者となって実験を行いますが、脳に与える電力は徐々に体を蝕み始めます。

そんなある日、落雷によって一時的に増幅した電力によってとうとう思考の力によって本のページを
捲るというショボイ偉大な成果を残した博士。

気を良くして、次々と実験を成功させていきますが、身体に掛かる負担や、さらに進んだ実験の為には
電力ではない新たなエネルギーが必要だと感じ始めます。

思い立ったが吉日。空軍の実験で利用されている放射線を横取りする装置さえも完成させた博士は
とうとう、完全に分離した博士の思考生物とでも言うべき存在を具現化させてしまいます。

顔のない悪魔21
↑科学者が信じるなよ、そんなモン…。


姿が見えないその化物は、博士の実験器具と研究データを破壊すると、研究室を飛び出し
街で殺戮を行っていると言って話を締めくくります。

飛躍しすぎた話に、到底納得できない大佐は、博士をキ○ガイ扱いしますが、その時、外から不気味な物音が…。
うっかり近づいた軍人の一人が何者かに殺されると、すっかり手の平を返し、対策を求める大佐。

顔のない悪魔22
↑マッドサイエンティストとはそういうものです。


それと同時に、化物たちは原発にも襲い掛かり、次々とスタッフを血祭りに…。
原発を乗っ取ることに成功した化物たちは、原発をフル稼働し、餌となる放射線を大量に放出させます。

顔のない悪魔23
↑この原発に放射線シールドは無いのだろうか…。


莫大なエネルギーにより、遂に姿を現した化物たち。

顔のない悪魔24
☆ギザキモカワユス☆


おかげで博士の自宅で篭城をしているカミングスたちにも化物が見え出します。

顔のない悪魔25
↑知らない間に大量発生中


銃で迎撃出来る事に気付いた彼らですが、やはり多勢に無勢…。徐々に追い詰められていきます。

顔のない悪魔26
↑悲しいほど扱いの酷い副町長さん


もう、制御棒など待っていられんとばかりに原発を爆破させる作戦を実行に移す軍人達。(おいおい…)
カミングス少佐は責任者として、一人原発へと向かいます。

しかし、彼の勇姿に奮い立つ一人の男。
ウォルゲート博士が「私が解決しよう!」とばかりに一人、家を出てしまいます。

顔のない悪魔27
↑切り札がありそうなマッドサイエンティスト


・ヒーロー<戦いの記録>

顔のない悪魔28
↑5秒後


顔のない悪魔29
↑10秒後


顔のない悪魔30
↑バーバラの手前「無謀」と言えない軍人たち


とうとう、バリケードを突破し侵入してきた化物たち。
なんとか銃で応戦しますが、弾の残りもあとわずか…。

顔のない悪魔31
↑吹き出ているのはラズベリージャム


その時、カミングスの仕掛けたダイナマイトが炸裂し、原発を爆破します。(……え、マジで…?)

顔のない悪魔32
↑まぁ、正確には制御室なんでしょうけどね…


博士の予言どおり、原発の停止によりエネルギーの供給を絶たれた化物たちは次々と溶けて死んでいきます。

顔のない悪魔33
↑私の頭では、原理は全くもって不明です。


心配するバーバラの下に戻った、カミングス。
彼女との熱いキスを交わしてジ・エンド!!

顔のない悪魔34
↑恋に落ちるの早すぎ…


※原子力によって生み出される電力によって活動しているのではなく、どうやら放射線によって活動しているようなのです。
  となると、町民が心配した通り、周辺は放射性物質の雨が降り注いでいるはずなので
  もう、ミルクの質の低下どころじゃ無いわけです。
  一躍ヒーローになったカミングスが町民の手で血祭りに上げられる日も、そう遠くない気がします。
  (そもそも、そんな原発を造ってはイケナイのではないか…)


怖さ:★☆☆☆☆

カナシミ:★★★☆☆

クリーチャー造形:★★★★★
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

私、この映画を子供の頃にテレビで観た記憶があります!
お話の内容は全く覚えていませんが、脳と脊髄だけの化け物が尺取り虫のように動いて人を襲うシーンはハッキリ覚えています。
いや〜、懐かしい!
記事、面白かったです。

ハムスターのベック

時々エサをあげてください。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。