--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-02-10

4匹の蝿~その×××××どこで買ったの?えっ?作ったの!?あ、そうですか…~

4匹の蝿 [DVD]4匹の蝿 [DVD]
(2010/11/10)
マイケル・ブランドン、ミムジー・ファーマー 他

商品詳細を見る



<一言あらすじ>

被害者が死の間際に見たものは4匹の蠅…。


<アルジェント監督への感想>

はい!って事で、今回は1971年の“理解不能系”「4匹の蠅(FOUR FLIES ON GREY VELVET)」です。

さて、アルジェント監督ですよっ!アルジェント監督!!
ホラー映画を語る上で、欠かすことの出来ない巨匠ですね。
サスペリア」のヒットもあり、ホラーばっかり撮ってる割には一般にも知名度の高い監督さんでしょう。

この作品は、アルジェント監督作品の中で唯一ソフト化されていなかった(大人の事情で)為に
2010年の発売時には、ごく一部のホラーマニア達が狂喜乱舞したとか、しないとか…。

例に漏れず、私もこれが初見なので詳しい解説は優秀な映画ブロガーさんの記事を参考にしてくださいな。

4匹の蠅」はアルジェント監督の監督作品としては3作目にあたり、彼の長いキャリアを見れば最初期の作品となりますが
当時からのズバ抜けた才能を示すかのように、この作品でも3作目の監督とは思えない映像を見せてくれます。

彼の作品は、支離滅裂で意味不明と語られる事が多いですが、その評価は妥当且つ的確なもので
彼自身、ストーリー構成、その他物語の根幹を成す一切の部分に重きを置いていないので、この辺りは確信犯と言ったところ。

彼の作品は、明らかに脳で理解するモノではなく、感覚に直接訴えかけるモノであります。

この感覚は言葉で説明する事が難しいので、気になる方は見ていただくしか無いのが残念なところですが…。

つまり、一言で言ってしまえば、彼は映像によって観る者を“酔わせる”ことが非常に上手いのです。

そしてそれは、陽気な気分を味わう“酔い”ではなく、吐き気と眩暈を伴う強烈な“酔い”であります。

また、アルジェント監督といえばゴブリンのイメージが強いですが、本作は名匠エンニオ・モリコーネが手掛けています。
本作において、彼の音楽がアルジェント監督の創りだす“酔い”を加速させているのは言うまでもありません。

また、本作のラストである衝突事故のシーンは、美しい音楽と共に超スロー映像で表現されており
見ようによっては、興醒めすることこの上なしですが、そうはならないのが彼の腕によるものである事は間違い無いでしょう。

このシーンを観るだけでも、十分に価値がある作品です。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


人気があるのか無いのか良く分からないドラマーのロベルトは、数日前から不審な男に付きまとわれており、
バンド活動でのストレスも手伝って、ある日男を追い詰めた挙句にナイフで刺し殺してしまいます。

4匹の蠅1
↑あら、いいオトコ☆


しかし、この殺人は何者かに仕組まれたモノで、殺害現場を写真に撮られてしまったから、さぁ大変!

4匹の蠅2
↑ライトも点けて準備万端


殺した男の身分証明書は自宅に送り届けられるわ、ホームパーティーの最中にLPの間から
殺害の証拠写真を発見してしまうわで、もう散々な目に…。
おまけに、パーティーで聞かされたサウジアラビアでの処刑風景を夢にまで見る始末です。

4匹の蠅3
↑ロベルト、最後までこの夢を見続けてます。


悪夢にうなされ目が覚めたロベルトは、誰かの気配を感じベッドを抜け出すと、忍び込んでいた犯人の
仕掛けたトリックに捕まり、首を絞められてしまいます。
寸でのところで難を逃れたロベルトですが、物音に驚き現れた妻のニーナは彼の不審な行動を問い詰めます。

4匹の蠅4
↑あっさり白状するロベルトさん


4匹の蠅5
↑こっそり盗み聞きするメイドのアメリアさん


流石に警察へは相談できないロベルトですが、自分一人じゃ手に余るという事で、地元で“神様”の異名を持つ
ディオメーデさんへご相談に…。

4匹の蠅6
↑生活スタイルは限りなくホームレスロハス


神様は、本気かどうか分からないアドバイスをした上で、隣人の“教授”を自宅の身辺警護にあたらせると
首尾よく段取りを済ませます。(教授の日給800リラはロベルト持ち…)

4匹の蠅7
↑絶対ダメだろ、この人…。


しかし、神様に相談したくらいでは安心できないロベルトは自宅に近づくもの全てを傷つける始末です。

4匹の蠅8
↑首を絞められ、木の棒で殴られる郵便配達人 (当然の如く無関係…)


一方、独自の手掛かりにより真犯人をあっさり特定したメイドのアメリアさんは真犯人を脅迫。(つまり金です)
犯人との取引の為に公園へと向かったアメリアですが、閉園時間を過ぎても犯人は現れません。

薄気味悪く静まり返った夜の公園をうろついているアメリアの耳に自分の名前を呼ぶ声が…。

4匹の蠅9
↑嫌だなぁ~!怖いなぁ~!


4匹の蠅10
↑もちろん犯人に始末されます。


犯人の行動はアメリア殺害に止まらず、飼い猫までも誘拐されてしまいます。
このままではロベルトが殺されると感じたニーナは、警察へ相談するか、この土地を離れるかと彼を問い詰めますが
警察に捕まれば15年間ムショ行きだと、ロベルトはこれを拒否。

4匹の蠅11
↑事件を告白するときは、周りに気をつけた方が良いと思う…。


一方、自宅警護を行っていた教授は昨晩、小さな布を抱えた不審な男を見かけたと言いますが
あっさり殴られ気を失っている隙に逃げられてしまっています。

4匹の蠅12
↑日給800リラの役立たず


ロベルトが殺したはずの男は生きていた…。

真犯人の協力者として、ロベルトの手によって死んだフリや、猫の誘拐などを行っていましたが
流石に猫の件や真犯人がメイドを殺した事に嫌気が差したらしく、この事件から降りると犯人に伝えます。

4匹の蠅13
↑アンタも大概まともじゃ無いが…


4匹の蠅14
↑もちろん犯人に始末されます。


そんな犯人達の裏事情など知る由も無いロベルトは、神様から紹介された私立探偵のアロージオさんを尋ねます。

4匹の蠅15
↑謎のゲイ設定


変わり者程度で済めば問題の無いところですが、3年間で解決した事件が一つも無いというアロージオさん。
謎の統計学により、次こそは何もせずとも解決出来るに決まっているとヤケに余裕の表情です。

4匹の蠅16

4匹の蠅17

4匹の蠅18
↑探偵辞めちまえよっ!


アメリアの事件の説明を受ける為に警察へと向かう事になったアメリアですが、度重なる不吉な事件に
しばらく家には戻らないとロベルトに別れを告げ、去っていきます。

自宅には、叶わぬと恋と知りながらも彼を愛している“いとこ”のダリアが居座っており
全てニーナから聞いたと言って、彼を慰めようと必死です。(ニーナからというかロベルトが告白した時、居ましたからね…)

4匹の蠅20
↑実は、ロベルトの方からからエッチなイタズラをしている…


ロベルトがダリアとチチクリあっている頃、真面目に調査に取り組んでいたアロージオさんは
とある精神病院で、真犯人に繋がる重大な証拠を掴んだようです。

4匹の蠅21
↑真犯人は精神病院に縁があるようです。


しかし、その帰り道…。
不審な人物を見かけた事により、操られるように尾行を始めるアロージオさんですが
それこそが、真犯人の仕掛けた罠であり、巧みにトイレに誘い込まれると毒物を注射され殺されてしまいます。

4匹の蠅22
↑それは解決出来たと言わないのでは…


さて、ニーナが出て行ったあと、ロベルトとの甘い生活を楽しんでいたダリアですが
彼がスタジオに篭っているため、今日は一人でお留守番。なんだかとっても心細そうです。

ロベルトを中心に纏わり付く禍々しい空気に不安を感じたダリアは彼に連絡を取りますが
レコーディング中のため、取り繋いでもらえません。

やがて、音も無く忍び寄る侵入者の影を感じた彼女は、クローゼットに身を隠し
やり過ごそうと企てますが、そこは犯人が一枚上手。油断して出てきたダリアを瞬殺します。

4匹の蠅23
↑こういうの好きだなぁ~…


死体を前にショックを隠しきれないダリアの両親とニーナは警察の相手をする事が出来ず
ロベルトが警察からの“ある要請”を受け入れることに…。

4匹の蠅24
↑ダリアの最後に見たものを知りたいらしい。


死後間もない眼球にレーザーを照射する事によって網膜に焼きついた被害者の最後に見た景色を
知ることが出来ると嘯く警察。

4匹の蠅25
↑えっ!?(・∀・)こんな感じっ!?


4匹の蠅26
↑で、最後に見たのは4匹の蠅らしい。


ダリアは死ぬわ、アロージオは死ぬわで、もう散々のロベルトは神様の協力も拒み
一人で未だ正体の分からぬ犯人との戦いに挑みます。

暗い部屋で拳銃を片手に息を殺し、訪れるはずの犯人を待ち続けるロベルト。そこへ、忍び寄る黒い影…。
影が部屋に入り込むと同時に、銃を向けた彼の前に現れたのは妻のニーナでした。

4匹の蠅28
↑当然の疑問


姿の見えない犯人に追い詰められ、神経をすり減らしているロベルトの姿を見たニーナは
自分が彼の下を離れたことを悔やみ「私ここに居る宣言」をしますが、彼女を巻き込みたくないロベルトに追い返されます。

出口での押し問答の際、大きく身体を捩ったニーナの胸に揺れる一つの影…。

4匹の蠅29
↑はい、もちろん蠅のペンダントですね!…えっ?分からん!分からん!


4匹の蠅30
↑つまりダリアの網膜に映ったのはこんなイメージ…。


このペンダントにより全てを理解したロベルトは、混乱しながらも彼女を殴りつけます。
始めはシラを切っていたニーナですが、彼がうっかり置いたままにしていた拳銃を手に取ると態度が急変。

ロベルトの肩を撃ち抜くと完全に立場は逆転してしまいます。
そうして彼女は、自分の生い立ちとこの事件の本質を語り始める…。


管理人(以下 管):はい、と言うことで今日はニーナさんにお越しいただきました。

ニーナ(以下 ニ):ハ~イ、よろしくね♪

:なんでもニーナさんは幼い頃の家庭環境に不満があったとか…?

:えぇ、そうなの。父は男の子が欲しかったのよ。でも生まれてきたのは私ってわけ。父は私を男として育てようとしたわ。

:なるほど。それでニーナさんはお父様の考えを受け入れたのですか?

:小さな頃は仕方が無かったけれど、大きくなるにつれ私だって反抗したわ。そしたらあの男、どうしたと思う?

:やはりあれですか?誕生日には茄子の天ぷらしか出てこなかったりする訳ですか?

:TEMPURA?ど、どうかしら、そんな事もあったかも知れないけれど…。
  あの男は私を精神病院に閉じ込めたのよ!お前は母親と同じ精神異常者だって…。

:うむむ…。それはさぞかし大変な思いをされたのでしょうね。

:えぇ、精神科医なんかに私の気持ちが分かる訳ないわ!私はあの男が憎かった。でも復讐は果たせなかったの…。

:と、言いますと?

:私が精神病院に入院させられている間に、あの男は死んでしまったわ。そして私は退院したの。

:なるほど、それで貴方はどうされたのですか?

:父は居なくなったけれど、私の復讐心は残されたまま。そこへ父と瓜二つのあの男が現れたのよ。

:それはロベルトさんの事ですね?

:えぇ、運命だと思ったわ。父に果たせなかった復讐をこの男に果たすことが私の使命なの。

:なるほど、実に興味深いお話ですね。本日はありがとうございました。それでは本編にお戻り下さい。

:あら?早いわね。こちらこそ、ありがとう♪


待たせたわね、ロベルトっ!

4匹の蠅31
↑そんな親父の代わりに殺されても困る…。


4匹の蠅32
↑足まで撃たれて、もう死にかけのロベルトさん。


次第に精神が壊れ始めたニーナが、ロベルトに止めの弾丸を撃ち込む瞬間…。
危険を察して駆けつけた神様に驚き、背を向けたニーナにロベルトは懇親の力を振り絞って
手元にあった置物を投げつけ、殺害に失敗したニーナはそのまま裏口から逃げ出します。

神様に介抱されながら、事件以降見続けてきた悪夢の意味を理解できたというロベルト。
夢の中に現れ続けた処刑者は、自分では無くニーナだったのだと叫びます。

4匹の蠅33
↑はい、そうですよね!えっ?どゆこと?分からん、分からん!


ロベルトの叫びに呼応する様に、後ろを振り向いたニーナ。
その刹那、彼女の運転する車は、前に現れたトラックに猛スピードで突撃してしまいます。

4匹の蠅34
↑もう、ぜんじろうにしか見えない


ゆったりと流れる事故の瞬間…。そして、爆発…。

4匹の蠅35
↑このシーンはいらんやろ…。


※ラストの爆発シーンは絶対にいらなかった。このシーンは作品の質を著しく貶めている。(私が思っているだけですよ!)

※ぜんじろうにしか見えないと書いてしまいましたが、本当は少し見えるだけです。
  もう引退してしまいましたが、若かりし頃のミムジー・ファーマーですね。

※あの、一つ聞いていい?ハエのペンダントって…何??


怖さ:★★★☆☆

カナシミ:★☆☆☆☆

ハエはペンダントにしない:★★★★★
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

v-24
ステキなlove storyですね。
ツタヤでレンタルをするてまがはぶけました。あざあっす。。

Rさんへ。

はい!全く持って関係ありません!
約束の時間に取材に行ったらニーナさんがドンパチ始めていたので、焦りましたw

ハエ・・・関係ないですよね?
ちょうちょでも、尺取虫でも、ナナフシでも言い訳で・・・

今日は、二ーナさんのコメントが良かったです。
突撃取材ですか?

ハムスターのベック

時々エサをあげてください。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。