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2012-05-09

「チル」~衝撃のラスト10分!貴方は目をそむけるしかない!!~


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(2003/09/05)
パトリシア・クラークソン、ジェイク・ウェーバー 他

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<感想>

はい!って事で、今回は2001年の“主人公不要”系モンスター映画「チル(WENDIGO)」です。

この作品、実は言われているほど、悪い出来でもないと館長は考えています。

ギャラガーブラザーズ風に言わせてもらうならば…

「くそ田舎人が、くそ都会人に、くそみたいな嫌悪感を露にする、くそ映画だっ!」

本当のド田舎というのは、とにかく仲間意識が強い。

この映画でも、自由奔放に振舞う(と思われている)都会人と、仲間意識の強く残る田舎人との間で流れる
陰湿な空気感は、割と良く表現出来ているのです。(いや、随分と浅いところでの話ですよ)

徐々に、ジョージ達を追い詰めるオーティスの狂気が、まさにそれに当たるのです。

しかし、この映画は「くそ映画」なのであります。

それは何故か??

主人公が登場してしまった事が、すべての原因なのです。

この映画の原題が示すとおり、この作品の主人公は「ウェンディゴ」なんですよ。

それにも関わらず、ラストで申し訳程度に出てくるウェンディゴは、ただのシカ!シカなんですよ!!

ウェンディゴは、100%出て来なくて良かった…。

この作品は、隣人の狂気に脅かされる一家の恐怖を描いた方が理に適っているのです。

(そんな作品観たことあるぞ!とか言っちゃだめです)


カナシミに暮れた館長を慰める為にも、上映終了までお付き合い下さい…。


都会の喧騒に疲れたカメラマンのジョージは、友人リチャードの勧めで、カウンセラーの妻キムと
息子のマイルズを連れ、今は使われていない彼の別荘に骨休めへと向かいます。

まもなく別荘へ到着というところで、突然道路に飛び出してきたシカを轢いてしまったジョージ。
そこへ、シカを追いかけて飛び出してきた狩人のオーティスに、難癖を付けられるはめに…。

チル1
道路に出る前に仕留めといてくれよっ!!


何とか無事にやり過ごし別荘に辿り着いた彼らは、夕食を取りつつ久々の家族団らんを楽しみますが
オーティスは、すぐ近くに住んでいたようで、嫌がらせの様に彼らに付きまといます。


<具体例>

チル2
夜の営みを…


チル3
覗きます…。


翌日、少し離れた街まで買出しに出かけたジョージたち。
立ち寄った店で、マイルズは知らないオジサンから、ウェンディゴを模したらしい彫刻を譲り受けます。

チル4
はぁ…そうですか…。


快調にウェンディゴ話を続けるオジサンですが、キムに呼ばれたマイルズが目を離した隙に、彼は消えてしまいました。
見知らぬ彫刻を手にしたマイルズを咎めるキム。しかし、例のオジサンは店の人間では無い様子。
当初は返品しようとするキムですが、最終的にはその不思議な彫刻を4ドルで譲り受けることに…。

その後、自宅に戻り、マイルズと共にソリ遊びに出かけたジョージは
快調にソリを滑らせていた最中に転倒し、コントロールを失ったマイルズと共に意識を失ってしまいます。

チル5
派手に吹っ飛ぶジョージさん


二人を心配し、探しに来たキムに救出されたマイルズは、父がソリから落ちたことを伝え、転倒した場所に向かいますが
そこにジョージの姿は無く、雪の上に残された血痕だけが、彼の怪我の大きさを物語っていました。

パニックに陥りながらも、周辺を捜索するキムは、その道中でライフルを持って車に乗り込むオーティスを目撃します。
一抹の不安を覚えながらも、自宅へと続く血痕を辿って行くと、玄関前には倒れているジョージが…。

チル6
瀕死のジョージさん


銃で撃たれたと訴えるジョージの指示で、救急車を待たずに自分の運転で街の病院に搬送しながら
保安官と病院で落ち合えるように手配をするキム。

チル7
↑泣かせるジョージさん


ライフルによる狙撃により、脇腹を撃たれ、肝臓を損傷していたジョージは緊急手術となってしまいます。
キムは、到着した保安官に対し、オーティスの仕業だと食って掛かります。

ここでの保安官の話によると、彼らがいま利用している別荘は、もともとオーティスの家であったようで
母親が死んだ後に、オーティスの姉が売却したものだと判明します。

愛着のあった家に、他人が住まう事を嫌うオーティスの犯行と睨んだ保安官は
オーティスの自宅に向かい、事情聴取を申し入れますが、逆上したオーティスに、あっさり殺されてしまいます。

身支度を整えると、車で逃げ出すオーティス。
しかし、何者かに追いかけられているような感覚に襲われ、ハンドル操作を誤ってしまいます。

車から這い出てきたオーティスに襲い掛かるウェンディゴ。

チル8
えっ!これ!?これナニ!?ウェンディゴ!?シカじゃなくて??


チル9
オーティスを猛追する二足歩行のシカ。 (おぉ!高速過ぎてカメラにも映らないぞ!)


チル10
勢い余って道路に飛び出し、轢かれるオーティス。


緊急手術の甲斐無く、父の死亡を告げる医師…。
状況を理解出来ていないマイルズは、絶望に暮れる母を見つめています。

そこへ、瀕死の重傷を負ったオーティスが運び込まれ、すれ違う瞬間に交錯する二人の視線。

マイルズが、ふと自分の手に目を落とすと、そこには強く握り締めた為に、自分の血に塗れたウェンディゴ像があった…。

チル11
その、ウェンディゴ色いる??


※別荘に到着した直後に、ジョージが割れた窓ガラスと、その延長線上の壁にめり込む銃弾を発見しています。
  おまけに別荘の持ち主であるリチャードは、変な事が起こるという理由で、別荘を利用していないらしい。
  つまり、そんな別荘に行ってはいけない。

※知らないオジサンが、ウェンディゴは常に飢えていて、決して満たされる事が無いと言っていますが
  実際に出てきたウェンディゴは、ただオーティスを追い掛け回していただけです。(ただのシカが怒ってるだけやん…)

※おそらく、父を襲われたマイルズの怒りが、握り締めていたウェンディゴ像に伝わったことで
  邪悪な魂が実体化し、憎きオーティスを殺ったんでしょうが…。館長的にはどうでも良かったです。


怖さ:★★☆☆☆

カナシミ:★★★★★

ウェンディゴの不要っぷり:★★★★★
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Re: タイトルなし

はい。人間関係をもう少し深く描いて、シカさえ出て来なければ
そこそこ良い作品に化けたかも知れません。

あー!!
ふと、思い立って覗いてみたら、
上映映画が変わっているじゃないですかぁ。

二足歩行のシカ・・・
う~ん。ビミョーですねぇ。

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