--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-11-09

「13ゴースト 1960」~家具があるなら幽霊くらい…~

13ゴースト(1960) [DVD]13ゴースト(1960) [DVD]
(2008/08/20)
チャールズ・ハーバート、ジョー・モロー 他

商品詳細を見る


<気軽にあらすじ>

私はサイラス・ゾルバ…。
ロサンゼルス郡立博物館に勤めるしがない研究者だ。
家賃滞納は3ヶ月目を迎え、預金残高はたったの2ドル。正直、家族が付いて来てくれるのが不思議なくらいだ。
今日は息子の誕生日。家具は差し押さえられてしまったが、ケーキだけは用意が出来た。
さて、ささやかながらパーティーを始めよう。

ピンポーン!

あ、ちょっと待ってね。誰か来ちゃった。
届いた電報を読むと、弁護士から事務所に来るようにとの一文が…
何をしでかしたのかと心配する家族にイジられながら、私は弁護士の事務所に向かった。

弁護士の話では、何と10年前に死んだと思っていた資産家の伯父は、実際には先日亡くなったばかりで
遺産として邸宅を残していたと言う。私は一夜にして大邸宅の主となってしまった。

しかし、弁護士は伯父が集めた幽霊も屋敷に住み着いていると言い…。


<気軽に感想>

はい!って事で、今回は1960年の“捕獲系”幽霊映画「13ゴースト(13 GHOSTS)」です。

2001年にはジョエル・シルバー&ロバート・ゼメキスが立ち上げたダークキャッスル製作で
本作のリメイクが話題を呼びましたね。

オリジナルのこちらはイタズラ大好きなウィリアム・キャッスル監督の代表作の一つで
死んだはずの伯父から幽霊屋敷を相続してしまったしがない男の物語です。

作中に出てくる幽霊は当時らしく半透明のシロモノで今見てしまえば怖さは感じないですが
まぁ、50年前の物として考えましょう。

また、仕掛けとして、劇場では観客に赤と青のフィルムを上下にレイアウトしたメガネ(イリュージョン・オー)が配られ
画面に「メガネを掛けろ!」の指示が出たら赤のフィルムで画面を見れば幽霊が見え、逆に青のフィルムで画面を見れば幽霊は見えないという仕組みです。
実際はメガネ無しで見ても問題無く見れたそうですが、この辺りもウィリアム・キャッスル監督らしい茶目っ気ですね。


それでは、上映終了までごゆるりと…。


家賃を滞納しているサイラス一家は遂に家財道具まで差し押さえられ、まさに風前の灯。

オリジナル13ゴースト1
↑マンガのような取立て。何故か余裕のダメ夫婦。


今日は息子バックの誕生日ということでささやかなプレゼントとケーキを用意してパーティーを開催。
姉のメディアはバックに、蝋燭の火を消す前に願い事をするように伝えます。

オリジナル13ゴースト2
↑息子の泣かせるお願い事…。


その時、狙ったように玄関でベルが鳴ります。

オリジナル13ゴースト3
↑登場シーンが怖すぎる配達のオジサン。


見れば弁護士からの電報で、事務所に来るようにとの短い一文が書いてあるだけ。
家族はサイラスが何かしたのではと気が気ではない様子。

翌日、妻のヒルダを伴って事務所を訪れると、弁護士のベンから予想外の話を聞かされる。

10年前に亡くなったと思っていた伯父は、実は先日亡くなったばかりだと判明し、その遺産整理として
弁護士であり、友人であったベンがサイラスにコンタクトを取ったというのです。

伯父は超常現象を研究していた変わり者の資産家で、彼の残したものというのが彼の邸宅と
小箱に納められた奇妙な形状のメガネであった。

しかし、ベンからは更に驚くべき話が…
何と伯父が世界中で集めていた幽霊も屋敷に住み着いているというのです。

オリジナル13ゴースト4
↑真面目な顔して凄いこと言うベン。


しかし、家財道具の無い家に住み続けることも出来ず、ベンの話を質の悪い冗談として聞き流し
サイラス達は早々に件の邸宅へ移り住む。

オリジナル13ゴースト5
↑まさに豪邸って感じ。(住んでみたいよ、こんなとこ…)


遺産相続の書類整理などで引越しした当日に邸宅を訪ねたベンを夕食に招く妻のヒルダ。
ベンは伯父のゾルバ博士と触れ合う内に幽霊の存在を信じるようになったと言い、娘のメディアに
早くこの家を出るように進言する。

その日の夜、夕食を済ませリビングで寛いでいると、バックが暖炉脇の隠し扉からウィジャボードを見つけてくる。
皆でやってみようと、たわいも無い質問をしているとバックが「僕も質問をしたい」と言い出します。

オリジナル13ゴースト6
↑早い話がコックリさんの元祖です。


うちに幽霊はいる?

―YES

気味悪がったヒルダは早々に抜けてしまい、ベンとサイラスも馬鹿らしいと止めてしまいます。
しかし、ムキになったメディアとバックは質問を続けます。

いくつ?

―13

誰かを襲う?

―YES

誰かを殺す?

その瞬間に壁に掛けてあった絵画が二人目掛けて落下。

プランシェットは浮かび上がり、メディアの方向を向き、彼女の太ももに落下します。

オリジナル13ゴースト7
↑やけに洒落たコメントをするメディア。


尋常ではない雰囲気を感じ取り、家族の中に不安が広がり始める。
子供たちを心配し、子供部屋を見回るサイラス。そんな中、不気味な声が聞こえ始めます。

声の出所を辿って行くと、2重扉になった部屋を見つけるサイラス。
不気味な雰囲気を感じ取ったサイラスが、ふと遺品のメガネを掛けてみると…

オリジナル13ゴースト8
↑幽霊だ!イリュージョン・オーをかざせ!


その日を境に、家中でゴーストたちが大暴れ
オリジナル13ゴースト9
↑世にも珍しいコックの幽霊。


オリジナル13ゴースト11
↑世にも珍しいライオンの幽霊。


そんな中、ラテン語で書かれた伯父の手帳を調べていた博物館の上司アレンから新情報が…

オリジナル13ゴースト12
↑幽霊捕獲しすぎ…。


手帳は自分が12体目になるという伯父の告白に加え、13体目の存在を仄めかす記述で途切れています。

サイラスは昔から伯父に仕えていた家政婦のエレーヌに伯父の死の真相を問いただします。
伯父のゾルバ博士は孤独な人物で、友と呼べる人間はベンだけ。
エレーヌは伯父の実験や研究を手伝っていたが、資金のやりくりを巡り晩年は関係が悪化していたと言います。

エレーヌによると、博士の死因は窒息死であり、現場には誰もいなかった為に事故死として処理されているようです。

伯父の部屋を調べても特に不審な点は無く、部屋を出ようとするサイラス。
その時、蝋燭が独りでに浮かび上がり、ベッドの足元を照らします。

何とベッド脇には隠しダイアルがあり、これを廻すとベッドの天蓋が降りてきて寝ている人物を
ペタンとプレスしてしまうのだ。(マットと天蓋に挟まれて窒息する仕組みです)
こうして、伯父は誰かに殺された可能性が出てきたのです。

オリジナル13ゴースト21
↑糸で釣られてるため、こっちがハラハラ…。


引っ越して二日目の夜…とうとうメディアに悲劇が…

オリジナル13ゴースト10
↑このバッチイのがこの屋敷で死んだゾルバ博士。


翌朝、幽霊に襲われたショックで寝込んでいるメディア。食事を運ぶように頼まれたバックが2階に上がろうとすると
廊下に200ドルが落ちているのを発見する。
そこに訪ねて来たベンはバックの手にある200ドルを見て、ある秘密を打ちあける。

オリジナル13ゴースト13
↑私なら絶対打ちあけない!


実はこの男、ゾルバ博士の隠し財産を狙っている小悪党で、事故死に見せかけてゾルバ博士を
殺害していたのです。(良く、気付かれずにベッドにあんな仕掛け出来たな、オイ!!)
家族がいてはオチオチ宝探しが出来ないと、ゾルバ博士の振りをしてメディアを脅かしたのも実はベン。

ベンはバックに、お宝は二人で探そうと持ちかけ、誰にも言わないように伝え、去っていきます。

そうとは知らないサイラスは、娘が襲われた焦りから引越しをするとベンに相談を持ちかけます。
大喜びのベンは入居事実を伏せ、国に売りつければ1万ドルは手に入るとサイラスを後押しします。

そこへ、再び上司アランが登場。
アランが言うには、手帳には、財産を現金に換え、屋敷に隠したと書いてあると言うのです。
焦るベンは、私に隠しておけるとは思えないと抗議しますが、アランから更にダメ押し。

「エレーヌって女は霊媒として博士を手伝ってたらしいから、博士の幽霊呼んでもらえば?」

もし本当なら、博士の話を聞いてからでも遅くは無い。あっさり手の平を返すサイラス。落ち込むベン。

オリジナル13ゴースト14
↑正しい降霊術のある風景。


しかし、降霊術に参加させてもらえず、ふてくされていたバックがあっさりお宝発見!

オリジナル13ゴースト15
↑すくねぇ!!(階段の段に隠せちゃうのかよっ!?)


そこに再び現れた小悪党のベンは、お宝を見つけてはしゃぐバックを落ち着かせ、まだ家族には言わないよう頼みます。
バックは、翌朝みんなに配ろうと言うベンに騙され、自分の部屋に戻り寝てしまいます。

降霊術を行っているサイラスの元に、とうとう伯父のゾルバ博士が降臨します。
博士は、今夜この屋敷で13体目の幽霊となる人間が死ぬ事を伝え、去っていきます…。

オリジナル13ゴースト16
↑サイラスと重なっている博士。


不安を感じながらも、それぞれの寝室へと戻るサイラスたち。
皆が寝静まった頃に、ついにあの男が動き始めます。
ひっそりと屋敷内に潜んでいたベンは、息子のバックを起こさぬ様に部屋から連れ出し、ゾルバ博士の
寝室…あのベッドに降ろしダイアルを回します。

その瞬間、部屋の換気口から白いモヤが噴き出し、ゾルバ博士へと姿を変え、ベンに襲い掛かります。
恐怖に慄くベンは、ジリジリ後ずさりし、明らかに自分から進んでベッドに横になります。
(あ、寸でのところでバックは目を覚まし避難してます)

オリジナル13ゴースト18
↑圧し掛かるだけで特に何もしないゾルバ博士…。


全てが終わり、ベンの策略を知ったサイラス達は、伯父が復讐をしたのだと考えます。

オリジナル13ゴースト19
↑総資産2ドルが20万ドルくらいになった瞬間。


エレーヌ曰く、幽霊は解き放たれ、この家にはもう何も居ないと言います。
安心する一家とは裏腹に、幽霊が居なくなった事に不満をこぼすバック。

「幽霊は戻ってくる?」

「ええ、彼らはきっと戻ってきます」

そう言って、席を離れたエレーヌの目の前で件のメガネが爆発。
霊が戻ってきたor居なくなったとはエレーヌの計らいで、霊は実際には何処にも行っていなかった事を示唆して物語は終了。

オリジナル13ゴースト20
↑まさしく魔女の風貌そのままのエレーヌ


※エレーヌは作中でバックやベンなどから、頻繁に「魔女」と呼ばれているが、本作でエレーヌを演じた
 マーガレット・ハミルトンが1939年製作の名作ミュージカル映画「オズの魔法使」で西の悪い魔女を
 演じている事に起因している…と思う。てか、DVDでそんな事言ってた。


怖さ:★☆☆☆☆

カナシミ:★★☆☆☆

ベンのサイラスに鍵渡す前に家に入ってお宝探せば良かったじゃん度:★★★★★


スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ハムスターのベック

時々エサをあげてください。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。